コラム第2回:ホームページ作成の時きちんと企画していますか?実はそこで成功か失敗かが決まっています!

ホームページを作成するのに企画が必要なのは知っていますか?

どういうことかと言うと、インターネットの世界では、誰に何を売っていくのかをシミュレーションすることで、ホームページを作る前にどれくらいの売り上げが上がるか大まかに予測することができるのです。逆に誰に何を売っていくかという企画・シミュレーションをやっていないとすると、道筋が見えない非常に危険な状態なのです。

その企画とシミュレーションのやり方を説明していきます。これらを説明するにはまずホームページの大まかな活動について知る必要があるので、そこから説明していきます。

まず、ホームページには大きく分けて2つの活動があります。
それは『自社の商品・サービスを知ってもらうための活動』と『自社の商品・サービスを買ってもらうための活動』の2つになります。

1つめの『知ってもらうための活動』とはホームページへ集客することを言います。たくさんの方にホームページを見てもらって、「商品を販売していること、またはサービスを提供していること」を知ってもらうための活動です。やり方としてはヤフーやグーグルで検索したときに上位に表示するように対策する方法です。これをSEO対策といいます。もう一つはリスティング広告と言ってヤフーとグーグルの検索結果の広告枠に自社のホームページの広告を出す方法です。こちらは自社で取り組んでいく方法とプロに任せる方法があります。

もうひとつの『買ってもらうための活動』とは、上記の集客でホームページにたどり着いてもらった方へどういったことを提供していくかを考えていく活動になります。
こちらは絶対にホームページ作成会社に丸投げで任せてはいけません。その理由は、クライアントさんがどういう趣旨でその商いをしているのか、サービスを提供しているのか、社外の人たちが容易に感じ取れると思いますか?そんな状態で良いコンテンツを記述できると思いますか? そして、その業界にいる方のほうがその業界について遙かに詳しい知識を持っています。以上のことから丸投げすると高確率で失敗します。

この2つを分けて考えると非常に明確に進めることができます。 ここで企画の仕方に話を戻してみます。企画を考える手順として1番に集客を考えます。先ほどの『知ってもらうための活動』です。インターネットとは文字・言語で成り立っている世界です。

1つ例を挙げて説明します。御社が旅行サービスを提供しているとします。ユーザーはヤフーやグーグルを使って検索をしてきます。ここで疑問が浮かび上がります。
ユーザーはどんなキーワードで検索をしてくるか?それは夫婦か、家族なのか、ということです。

ここで、この旅行サービスを誰に向けてサービスを提供するかを考えます。それによってコンテンツの記述内容が変わります。旅行は旅行でも「家族旅行」と検索してきた人向けと「新婚旅行」と検索してきた人に対しては、提供する内容が異なるので、ホームページのコンテンツ内容も異なってくるのです。

ニーズがあるかどうかですが、これはグーグルが提供しているキーワードツールというものがあります。どういうモノかというと、そのキーワードが1ヶ月間に何回くらい検索されているを調べることができるのです。 さきほどの「家族旅行」では2300回です。「新婚旅行」は4100回です。リスティング広告に出稿すると検索数の10%くらいのクリック率になります。そして申込み率は0.5%〜1%くらいです。

この数値からシミュレーションをして何人の問い合わせがあるか、いくらくらい売り上げがあるかを予測します。